丸亀市は江戸時代より以前から続く「うちわの産地」です。その歴史は400年余りと言われています。
江戸時代には「武士の内職」として、明治以降は「家内工業」で「うちわづくりの技」は脈々と引き継がれてきました。
近年、他産地ではうちわづくりの業者数が激減している中、唯一、地場産業として事業者が集積し、全国の90%シェアをほこり名実共に「日本一のうちわ」産地となっています。
時代の変化と共に竹うちわの技術は機械化されたり、材料を中国から仕入れたり…というのは、丸亀も例外ではありません。また、優れた技術を持った「職人」は高齢化し、人数も減ってきています。
しかし、丸亀は「地場産業としてのうちわ産業」を維持するために、後継者育成事業や様々なPR活動を積極的に行ってきました。
また、伝承された技術がある地域だからこそ、うちわ骨は「中国産」と言えども、貼りは国内で厳しい眼で「うちわづくり」を常に監督しています。
だからこそ、私たちは自信を持って「丸亀うちわ」を全国に送り出しています。
是非一度、手に取ってやわらかい風を、お楽しみください。